というわけで、2泊3日で、ボランティアに行ってきました。
宮城県石巻市です。
ちょっとだけ見てきた現状を。
(ジャニブログでも書いてますので、内容変わりないです。)
これ、女川あたりです。
なんか、一番ひどかった地域の一部らしいです。
これ、真ん中らへんにバスがあるんだけど、ずっとおきざりらしいです。
これ、民家。車がすごいことに…。
この近くにお寺があって、お墓の上に流された車がたくさん乗っかってた。
これ、真ん中にある建物の上にバスが乗っかったままになってるんですね。
動かすのも大変なんだろうなー。
これ、真ん中辺に電車が止まってるんだけど、
約2カ月、電車が止まったままになってるらしい。
こんな現状の中、ボランティア、正直不安だったのですが、
行く前にいろんな方から、「でも女の子は女の子向けの仕事あるから大丈夫だよー。」と言われていたのですが、
まあ、私のキャラ的にそんなにうまく行くはずがナイ(笑)
もう、がっちりと、体力勝負な現場に行かされました(笑)
ボランティアはボランティア登録してから、知らない方々と何人かで(そのニーズの内容による)
チームを組まされるのですが、
私以外全員男(しかもガタイいいなっていう。)の方ばかりの本当に体力勝負!
で、最初私がチームに入ったとき、やはりみなさん、「あ、女の子だから…」っていう
気を使ってくれたオーラだしてくれてたんですが、
そこは根っからの負けず嫌いなもので…
「くっそー!!!!絶対負けるか
」
と思って、重いものとかも必死に持ってたら、
やっぱりみんな認めてくれて、
逆に重いものもぼんぼん投げられたという…
ちなみに、初日に行かされた現場はニュースでも流れた場所らしく、
これ、きれいに片づけし終わった後の写真なのですが
船がね、家まで乗り上げてきちゃってたんです。
船自体はまだ自衛隊の捜索がはいっていないので、あまり近づかないでっていうことだったのですが、
(結構いろんな意味でハードな現場だ…;)
その周りの部分が瓦礫の山になっていて、そこを片付けてきました。
ちなみに、ここは魚の工場(?)みたいだったらしく、
魚の腐ったにおいとかすごかったです。
ボランティアとして行った場所にはやはり瓦礫の中に生活感あふれるものとかがたくさん出てきて、
そこは、なんとも言えない気持ちになりました。
あとね、最初派遣されて行った時って、上の写真のような瓦礫だらけの場所に行かされるんですね。
(当たり前ですが、)
でも、みんなで力を合わせて、片付けして、すると、ちゃんとキレイになっていくんですよね。
それが、うまく言えないんだけど、人間の力ってすごいんだな、って思ったりしました。
本当に一人の力って小さいものなんですが、一人では運べない重いものも何人かで力を合わせれば持ちあがるっていう、なんかそういうのって本当にすごいなって思ったんですよね。
まあ、そうは言っても体力的にも精神的にも辛いので、覚悟はして行かなくてはダメですよね。
普通のシャツにジーンズとかで来てる人もいたりすると、大丈夫なのかな…って不安に思えたりするし。
あ、でも足りないものとか必要なものは大体ボランティアセンターで貸してくれますが。
ただ、女の子は、トイレがなかったりするんですよね。
で、まだ、水とかとおってない場所も多いので、そういう覚悟とかは必要かなって感じました。
私は運よく、行った場所の近くに被災所となっている小学校があったため、そちらに歩いて借りにいけましたが。
で、聞いた情報で申し訳ないのですが、女の子は女の子向けの(体力勝負ではない)仕事を振ってくれる現場もあるそうです。
あと、ボランティアやって思ったのは、「頑張りすぎない。」ってことだなって思いました。
これは、悪い意味じゃなくて、張り切りすぎちゃうと体力的にも精神的にも辛い場所だから倒れちゃうんですよね。
でも、そこで、自分のペースを考えて、自分のできることをやっていく、要は自分の限界を理解して、
最後までやりきる方が重要なんだな。って。
まあ、勝ち負けの世界ではないですからね。
まあ、でも現在むちゃくちゃ全身筋肉痛で。
体動かないし、体全身痛いです
最後に、そんなに被害のなかった石巻の風景です。
すごく穏やかできれいな場所だったんだなあっていう場所です。
一言で復興って言ってもそんな簡単なものではないのかもしれないけれど、
それでもこんな風景に一日でも早く戻ってくれればいいな、と願うばかりです。
PR