DVD見ましたー。
っても、映画の方のね。
この作品自体、お芝居の方で見てるんですが、
なんていうか、
やっぱり一番最初に見たものの印象って壊れないよね。
でね、つばき、宮沢りえ、なんかしっくり来ず…。
いや、きれいだし、お芝居も下手じゃないし、いいんだけど。
なんか、ソツなくこなしてるだけって見えるんだよね。
あと、最初から影がありすぎるのがむちゃくちゃ気になってしまう。
なんか最初から不幸オーラ満載というか……。
まあ、ただ映画だから、シリアスな内容だけピックアップしてる映画にしてるというのはわかるんだけどさ………。
でも、新感線自体、最初はコメディ?で、
だからこそ、終盤に向かうシリアスな話の本筋がより切なくなる……っていうのではないのか?
強気なチャキチャキなヒロインが、
運命の重さに耐え切れず、ふとした瞬間に見せる弱さに、うわーってなるのではないのか?
という疑問が山のように残った。
あとね、宮沢りえのつばきはね、最初からウェットすぎて、阿修羅王になってからとの対比がいまいちなんだよねー。
でもあの舞台の世界をすべて形にするとこんな世界が見えるんだね、とは思いました。
でも舞台好きな私としては、
やっぱり見えないからこそどこまでも広がる世界が好きかもです。
しかし、音楽は本当に素晴らしかった。
菅野よう子、本当に天才だわ…。
音楽だけ小劇場な感じが素敵。
これのサントラ、まじめに欲しいわー。
この音楽だけでかなりわくわく感倍増ですよ。
ちなみに、私のつばき像は富田靖子のままです。
ずっと。
実は天海祐希版も見たことないですよ。
でもさ、いつも思う。
きっと、(いろんな意味で)初演てすごかったんだろうなって。
だって古田新太のいずもだよ。
粗があってもいびつでも、勢いがあったろうな。
それって何よりもすごいことなんだよね。
てか、結果。
私はやっぱりお芝居が好きかも。
てか、芝居の映画化って、結婚怖いなって思った。
自分がなぜお芝居が好きなのかちょっとわかった気がするなー。
しかししつこく言うが音楽むっちゃいい!!!
サントラあるのかな?
探してみよっ。
でもなんか、不燃焼です…。